1. HOME>
  2. 活動報告>
  3. 在宅医療連携拠点事業 第1回学習会・懇親会

在宅医療連携拠点事業 第1回学習会・懇親会

2015.04.01
在宅医療連携拠点事業 第1回学習会・懇親会

日時:平成25年10月18日(土 )


【内容】
10月18日に、鹿児島大学法科大学院教授の伊藤周平先生をお招きし、『2025年の超高齢社会と住民本位の地域包括ケア』についての講演会を行いました。
行政の方をはじめ、包括支援センター、市内の開業医、医療機関、薬局、介護施設から65施設・150名以上の多数の参加がありました。

1. 開会

2.来賓挨拶(和歌山市保健所所長 永井 尚子 氏)

3.報告(和歌山生協病院 院長 吉田光明)
「『和歌山生協病院における在宅連携と地域包括ケア』の報告」

生協病院の沿革と特徴、また和歌山県は独居高齢者が全国で3位と若い世代での県外流出が続いている事を紹介。
これからの高齢社会を迎えるにあたり、連携強化の必要性を報告。

4.講演
「2025年の超高齢社会と住民本位の地域包括ケア」
講師:鹿児島大学法科大学院 教授 伊藤周平 氏

「地域包括ケアシステム」は、医療・介護総合確保法に基づき、川の流れでたとえると、「川上で病床の機能分化(病床削減)」を行い、「川下でその受け皿」として地域包括ケアシステムをつくる構想です。具体的には、医療と介護の連携を強化し、地域で病院からの退院者を受け入れること、住民相互の助け合いと自己責任を基本とし公的責任を縮小させるねらいです。
これは、患者や利用者を思う住民本位の改革ではありません。国は社会保障費削減を目的に、医療では、病床削減、退院促進、在宅復帰をはかり、介護保険では、要支援者の保険外し、利用料自己負担増、施設の入所要件の締め付けを行おうとしているのです。住民本位の地域包括ケアの構築のためには、住民の医療・介護需要の把握と住民参加による医療計画・介護保険計画づくりが重要です。
加えて医療、介護のサービスや情報の連携だけではなく、社会保障を良くするための運動の連携が必要である。

と、講演されました。

5. 懇親会
100名近い参加と、和歌山市医師会・和歌山市薬剤師会をはじめ、12施設からご発言を頂きました。
また、軽食を挟みながら名刺交換などを行い、普段は電話等でしか知らなかった方も、懇親会を通して会話が弾み『顔の見える関係作り』の足掛かりとなりました。


【参加者】
行政、包括支援センター、和歌山市内開業医、医療機関、薬局、介護施設など、65施設・150名以上


【当日風景】

_永井先生


和歌山市保健所 永井尚子先生(来賓挨拶)

_来賓挨拶

来賓挨拶

_伊藤先生

鹿児島大学法科大学院 教授 伊藤周平 氏

_見永先生

乾杯ご発声(見永先生)

_懇親会風景

懇親会風景

このページのトップへ戻る