2024年10月17日 事例検討会「ハラスメント行為のある利用者への対応」を開催しました
- 2024.10.30
- 2024年10月17日 事例検討会「ハラスメント行為のある利用者への対応」を開催しました
事例検討会 ハラスメント行為のある利用者への対応 ~医療・介護従事者の安全・安心のために~ を開催しました。
日時:令和6年10月17日(木)18:30~20:00
場所:和歌山生協病院 5階会議室
主催:和歌山市第2在宅医療・介護連携推進センター
本センター主催の事例検討会はコロナ禍を経て、実に5年ぶりに開催しました。テーマはハラスメント行為のある利用者への対応という事で、とくにセクハラやカスハラ等、医療介護従事者が利用者などから受ける迷惑行為に対して どう対応し 従事者をどう守っていくか等について討論しました。
この事例検討会は平日の夜間ではありましたが、市内のヘルパー事業所や、ケアマネ事業所から24名の方が集まってくれました。 グループ討議には2班に分かれ意見交換です。ハラスメント行為のある利用者に対して「スタッフを女性から男性に変更すれば?」とか「理由によっては契約解除も視野に」など 様々な意見が出されました。
医療介護現場のハラスメントの問題は数年前から取り上げられ、検討もされてきた問題ではありますが、一部の自治体以外は、問題解決の方向性も見えていないのが現実です。 また離職の原因にもなりかねないのがハラスメントの問題です。
医療介護の現場で働く、ヘルパーさんやケアマネさん、看護師さんを悩ますことなく、問題が発覚すれば事業所や組織で対応し、包括支援センターや行政と連携して問題解決に導く。迅速な行動と判断が必要だと考えます。
また弁護士さんの相談機関の「法テラス」には我々のケース会議に無料で参加してもらえる制度も始まっています。こんな制度を活用しながら少しでも問題解決の方向に向かい、医療介護の現場を働きやすい職場にしていくきっかけにしたいと思います。