2024年3月2日 市民公開講座「人生の最期まで穏やかに生きる」を開催しました
- 2024.03.27
- 2024年3月2日 市民公開講座「人生の最期まで穏やかに生きる」を開催しました
市民公開講座(和歌山市在宅医療・介護連携推進事業)
人生の最期まで穏やかに生きる ~ユニバーサルホスピスマインドをすべての人生のそばに~
日時:3月2日(土)14:00~16:00
場所:和歌山県勤労福祉会館 プラザホープ4階ホール
講師:一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会代表理事 めぐみ在宅クリニック院長
小澤 竹俊 先生
人生の最終段階において、ホスピスや在宅医療の現場で介護者と被介護者間や家族間で大切になる「たとえ死や病気という解決困難な苦しみを抱えていても穏やかでいられる考え方」について、一緒に学んでみませんか。
小澤竹俊先生は長年、訪問診療医として患者とその家族をバックアップしてこられました。そこでは在宅医療、介護にかかわる事業者と地域連携体制を築くため、クリニックでは毎月勉強会や連携の会議を開催してこられました。患者と家族を支えるために、どんな風に向き合って誰がどんな役割を果たせるのか、患者・家族の思いをくみ取る技術や価値観を共通していく。そんな思いで地域連携に取り組んでこられました。
そんな努力の積み重ねが在宅医療の実践につながっていく。臨床心理学を学び「聴く力」を身につけ、広く在宅医療連携のチームアプローチに広がっていく。
小澤先生が医者になった動機は「ただただ人を助けたい」という純粋なもの。それが多くの人の共感を呼んで在宅医療・介護連携推進の輪となって広がっています。
本人と家族に真剣に向き合うことで問題解決を図ろうという姿勢は、我々にも共通しているところで何も特別なことをしているわけではない。ただ一途な姿勢が共感を呼んで、今回の「市民公開講座」にもたくさんの方が聴講に来ていただきました。
当日ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。御礼申し上げます。